イノベーション エンジニアブログ


株式会社イノベーションのエンジニアたちの技術系ブログです。ITトレンド・List Finderの開発をベースに、業務外での技術研究などもブログとして発信していってます!


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レッツスクラムレトロスペクティブ

スクラムレトロスペクティブとは

詳細はスクラムガイドを参照していただければと思います。

所謂振り返り活動になるのですが、 個人的に好きなのは以下の表現です。

次のスプリントが効果的で楽しいものになるよう

この視点は私がスクラムマスターをやっていた際、かなり意識をしておりました。
やはり出てきた改善策がそれを行ってワクワクできなければ、継続には繋がらないものです。

そしてそういうワクワク感は閉じきった会議室などではなかなか想像できなくなってしまうので、 どこかしら解放されたスペースで、コーヒーとお菓子を持って行うのが個人的にはオススメです。

このタイミングで某きのこたけのこ戦争などを勃発させるとアイスブレイクにもなったりします。 やりすぎにはもちろん注意が必要ですが。

遍歴

今、弊社の中で最も長くスクラムに取り組んでいるチームでは30回以上スプリントを回しています。

振り返りの結果出てきた改善案の一部を初期から振り返って変化を見てみましょう。

初回

・議事録など記録を行う

ふむふむ。

3回目

・カード化をもっと細かい単位で行う

初回もですが、かなり初歩的なところでつまずいていたことが分かります。
こういったことは本などによって理解することもできますが、
このチームでは体験によって学習していっているとも捉えられます。

17回目

・SREチームとのタスク切り分けを行う

チームの中だけでなく外にも注目し始めていることが読み解けます。
外に対する働きかけを放棄してしまうと改善の幅が限定されてしまうので、
この視点は持ち続けるようにしていくのが良いと思っています。

26回目

retro01.JPG
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retro03.JPG

ここからは画像での記録もしっかりあります。

チームとしてもかなり習熟度が上がってきているのが分かります。
タイムラインを用いた振り返りにより、
テストがボトルネックになっていることが判明し、
自動テストに取り組む時間をスプリントの中に一定量持つ決定をしています。

以上のように振り返ってみるとチームがどう成長してきたか分析することができますね。

長い時間レトロスペクティブを継続してきての所感

特に良いと思っている点は、 変化に対応がしっかりできる点です。

チームメンバーの変更や組織体制の変更も2週間ごとの振り返りで、 かなり敏感にキャッチアップでき、その都度修正を加えられます。

また、たとえ改善案がうまく機能しなくても2週間で検知できるので、 どのような改善案でもトライしやすいのが良いですね。

さらには、 定量的な面だけでなくメンバーそれぞれの定性的な面にも向かい合って 会話をすることができる機会になっており相互理解の大きな助けになっています。

もちろん振り返りの準備を事前にしっかり行うなど、運用にはコストがかかりますが、意義深い活動です。

ちなみに仕組み化された例としてはプルリクエストのテンプレートなどがあります。
GitHubにおいてはPULL_REQUEST_TEMPLATE.mdを追加すれば、その機能を利用することが可能です。
これによりレビュー観点をチェックボックスで表示し、レビューの質に対する標準化に取り組んでいます。

今後サポートが必要になる点

効果があるとなればシステムでしっかりサポートして、
運用コストを低減していくことが効果を最大化することに必要となるでしょう。

人の手を多分に介することは、たとえそれが有意義であってもワクワクできないこともありますから!

では、みなさまもレトロスペクティブをして、より楽しいエンジニアライフを!