Gitを覚えたての新人がよく使うコマンドまとめ
こんにちは!両腕を広げると192cmになる新人エンジニアの小柳津です。
今週、会社帰りにVRゲームを体験してきました!
いやぁ〜世の中でVRについて大盛り上がりしているだけあって、本当にすごいですね!!
ホラーゲームでは人目もはばからず大声で叫んでしまったり、スキーのゲームでは急斜面を下り、ものすごい風を感じた気になったりしました。
簡単に手に入るようになれば、おそらくVRの世界から中々戻ってこられない人が続出するような気がします…
最近では様々なVR体験イベントがあると思うので、ぜひ一度行って見てください!とても楽しいですよ!
ちなみに画像は先日MINTIAの記事を投稿した先輩エンジニアです。
今回は鉄は熱いうちに鍛えよと言わんばかりにGitを覚えたての新人が軽い解説を交えながら、よく使うコマンドを紹介していきます。
Gitコマンドの紹介
それでは私がよく使うGitのコマンドを紹介します。
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作業ディレクトリからステージングエリアへと移動させる
$ git add <path> $ git add .
作業ディレクトリで修正したファイルなどをステージングエリアへと移動させるコマンドはgit add
を使います。ファイル単体で移動させたい時はファイルやディレクトリをパス指定します。
この中でも特によく使うのがgit add .
です。修正を加えたファイルを全て自動で指定し、ステージングエリアへと移動させてくれます。
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ファイルの差分を確認する
$ git diff <path> $ git diff <branch_name>
ファイルを編集した時に、「そういやあの修正できてったっけ?」「どこをどんなふうに修正したかな?」と思うことがありますよね。
そんな時はgit diff <path>
で修正したファイルなど指定すると修正した内容を手軽に確認できます。
またgit diff <branch_name>
でブランチ名を指定し、現在いるブランチと指定したブランチを比較して、どのファイルのどこに差分があるのかが分かります。
修正の内容が消去された内容は赤、追記された内容は緑で分かりやすく示されるため、どんな修正をしたのか一発で分かります。Gitってすごい!
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ログを閲覧する
$ git log $ git log --oneline $ git log -p $ git log --stat
コミットの履歴(ログ)を閲覧するにはgit log
を使います。
このコマンドを使うと以下のような情報を取得できます。
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ハッシュ値
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いつコミットされたか
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誰がコミットしたか
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コミットメッセージ
また、コミットの回数が多くなるとログも必然的に多くなります。まとめてログを見たい!という時にはgit log --oneline
を使うことで、ログ情報を簡略化してくれます。
逆に、もっと細かくログが見たいなぁという場合はgit log -p
を使うことで先ほど紹介したgit diff
で得られる情報をログに追加してくれます。
また、git log --stat
ではログと変更されたファイルと何行変更があったかを表示してくれます。
情報量で言えばgit log --oneline
< git log
< git log --stat
< git log -p
といったような順番になります。
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コミット
$ git commit $ git commit -m "コミットメッセージ"
ステージングエリアからリポジトリに移動させるのにはgit commit
、このコマンドの後コミットメッセージを求められ、エディターに移動します。git add
してgit commit
してコミットメッセージ…Gitってまどろっこしい!
そんな方にはgit commit -m "コミットメッセージ"
がオススメです。直接コミットメッセージを打ち込むので、エディターに移動はスキップしてくれます。
*過去のバージョンに遡る
$ git reset --hard <hash> $ git reset --hard HEAD $ git reset --hard HEAD^ $ git reset --hard ORIG_HEAD
過去のバージョンを遡るには上記のgit reset --hard <hash>
を使います。git log
でログを見るとcommitの文字の横にやたらと長い文字列がありますよね。これはハッシュ値と言われ、これを指定することでこのコミットをして時点の状態に戻ることができます。ちなみにハッシュ値の値は一意であれば良いので大体7-10文字ほどで良いそうです!
git reset --hard HEAD
はハッシュ値を指定しなくとも、直前のバージョンに戻ることができます。そこからgit reset --hard HEAD^
と打てばもう一つ前のバージョンに戻れます。
戻りすぎちゃった…という場合にはgit reset --hard ORIG_HEAD
とすれば、一つ進んだバージョンにしてくれます。
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ブランチの作成
$ git branch <new_branch_name> $ git checkout -b <new_branch_name>
git branch <new_branch_name>
で新しくブランチを作成できるのですが、その後git checkout
するのってめんどくさいですよね。git checkout -b <new_branch_name>
ではそんな面倒くさい作業をこれ一回で!!-b
というオプションはbranchの略なんでしょうか。覚えやすくて素敵です。
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エイリアスの設定
$ git config --global alias.[alias_name] [command] $ git config --global --unset alias.[alias_name] $ git config
エイリアスとは別名という意味になります。これまで紹介してきたコマンドに別名をつけることができます。例えばgit config --global alias.co commit
とし、git co
とすればコミットが行えます。Gitで管理しているとコマンドを何回も入力すると思うのですが、ジャンジャン省略して、入力作業を楽にしちゃいましょう!
以上でGitを覚えたての新人がよく使うコマンドのご紹介でした!Gitってホント便利ですね〜
調べている限りではもうここでは紹介しきれないほど様々なオプションがあったりするので、よくあるケースで使えそうな場合は、ぜひ覚えておくと良いでしょう。
今回はここで失礼します。